シリカゲルで作るドライフラワー|バラの作り方と失敗しない粒度の選び方

白い無地の背景に、左にシリカゲル粒の入ったシャーレ、右に深紅のバラのドライフラワーが並んだ写真。上部に『シリカゲルで作るドライフラワー』『バラの失敗しない粒度選び』のテキストが入っている。

ドライフラワー用シリカゲルで作る方法は、バラの色や形を美しく残すために最も人気のある方法です。
特にバラは繊細な花のため、乾燥方法によって仕上がりが大きく変わります。

しかし実際には、

  • 色が白くなる
  • 花びらが潰れる
  • 形が崩れる

といった失敗も多く見られます。

👉 これらの原因の多くは、シリカゲルの粒度の違いにあります。

この記事では、実際に3種類のシリカゲルを使用した経験をもとに、
ドライフラワーの作り方と、失敗しないためのポイントを詳しく解説します。


シリカゲル ドライフラワーとは?

シリカゲル ドライフラワーとは、乾燥剤(シリカゲル)を使って花の水分を短時間で抜き、色や形を比較的きれいに残す方法です。

👉 ドライフラワーの基本的な仕組みや種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→「ドライフラワーとは?簡単に解説」


シリカゲルを使ったドライフラワーの作り方

基本的な手順は以下の通りです。

  1. 新鮮なバラを用意する
  2. 密閉容器にシリカゲルを敷く
  3. 花を置き、上からやさしくシリカゲルをかぶせる
  4. 密閉して3〜7日乾燥させる

👉 ただし、この作り方だけでは失敗することがあります。
その大きな理由が「粒度」です。


ドライフラワー シリカゲルで失敗する原因

ドライフラワーをシリカゲルで作る際によくある失敗は以下の通りです。

  • 色が白くなる
  • 花びらが潰れる
  • 花の形が崩れる

👉 これらは単なる作り方の問題ではなく、
シリカゲルの粒の大きさ(粒度)によって大きく左右されます。


シリカゲルの粒度による違い(比較)

① 超微粒子(粉状タイプ)

超微粒子(粉状)のシリカゲルと、粉が付着して少し白っぽく変色したバラのドライフラワー

👉 形はきれいに残るが、色が変わりやすいタイプ

🟡 仕上がりの特徴
形◎ / 色△

🟢 メリット

  • 花びらをしっかり固定できる
  • 薄い花びらでも形が崩れにくい

🔴 デメリット

  • 粉が花に付着しやすい
  • 赤いバラは白っぽく変色しやすい

👉 粉状シリカゲルで作ったドライフラワーは、形は美しく残る一方で、色の変化という失敗が起こりやすいです。

👉 向いている花:白系・薄い花


② 中粒(約1mm)

約1mm)のシリカゲルと、色鮮やかに仕上がったものの花びらの隙間に粒が入り込んだ赤いバラのドライフラワー

👉 色と形のバランスが良いが、扱いにコツが必要なタイプ

🟡 仕上がりの特徴
形○ / 色◎

🟢 メリット

  • 色が安定しやすい
  • 花びらを傷つけにくい

🔴 デメリット

  • 花びらの隙間や花芯に入り込みやすい
  • 取り出しに手間がかかる

👉 中粒シリカゲルは最もバランスが良い一方で、取り出し時に崩れる失敗が起こることがあります。

👉 向いている花:バラ(標準)


③ 大粒(2mm以上)

大粒(2mm以上)のシリカゲルと、粒の重みや摩擦で花びらに圧痕(くぼみ)がついてしまった赤いバラのドライフラワー

👉 取り出しやすいが、花びらにダメージが出やすいタイプ

🟡 仕上がりの特徴
形△ / 色○

🟢 メリット

  • 花に付着しにくい
  • 取り出しやすい

🔴 デメリット

  • 花びらに圧痕がつく
  • 繊細な花は割れやすい

👉 大粒シリカゲルは扱いやすい反面、花びらが潰れる失敗が起こりやすいです。

👉 向いている花:厚みのある花


シリカゲル粒度の比較まとめ

粒度 扱いやすさ おすすめ
粉状 白い花
中粒 バラ
大粒 厚い花

👉 同じシリカゲルでも、粒度によってドライフラワーの仕上がりは大きく変わります。


失敗しないためのポイント

  • 新鮮な花を使う
  • 花びらを押さえつけない
  • 花に合った粒度を選ぶ

👉 特に粒度の選択が、仕上がりを大きく左右します。


手作りが難しいと感じた方へ

ここまで見ていただくと分かる通り、
シリカゲルを使ったドライフラワー作りは、見た目以上に繊細な作業です。

  • 粒度の選択
  • 花の状態の見極め
  • 取り出しの技術

これらをすべて調整することで、はじめて美しい仕上がりになります。

実際には、

「色が変わってしまった」
「花が壊れてしまった」

といった失敗も少なくありません。

👉 当店では、こうした問題を一つひとつ解決しながら、
色・形ともに美しく仕上げたバラのドライフラワーをご用意しています。

手作りが難しいと感じた方は、ぜひ一度ご覧ください。