一輪のバラには、特別な想いが込められています。その咲き誇る美しさを残すために、多くの方がバラのドライフラワー作り方(作り方)を調べ、挑戦しています。
しかし、「せっかくのバラが黒ずんでしまった」「シワシワになった」というドライフラワー失敗例は後を絶ちません。同じバラなのに、なぜ仕上がりにこれほどの差が出るのでしょうか?実は、ドライフラワーの色変化は、選んだ乾燥方法(作り方)によって大きく変わってしまうのです。
製法の違いがもたらす決定的な差をお伝えするため、doraifurawaのアトリエで実際に比較検証を行いました。
バラのドライフラワーの作り方によって、色の残り方が大きく変わることがわかりました。なぜドライフラワーは色が変わってしまうのか、その原因から見ていきましょう。
1. バラのドライフラワーはなぜ色が変わる?一般的な作り方の落とし穴
ネット上でよく見かける3つの手軽な作り方を検証した結果、「高温」と「酸化」がバラの色と形を損なう最大の原因であることが分かりました。
失敗例A:電子レンジによる急速乾燥


検証結果: 壊滅的なダメージ。電子レンジの瞬間的な高温により、繊細なバラは一瞬で熱が通ってしまいます。花びらは激しく萎縮し、色は完全に黒ずむ典型的なドライフラワー失敗例となってしまいました。
失敗例B:オーブンでの加熱乾燥


検証結果: 熱によって本来の瑞々しい色素細胞が急速に破壊されます。最終的には焦げたような、くすんだ茶褐色になってしまいました。
失敗例C:自然乾燥(ハンギング法)


検証結果: 最も伝統的な作り方ですが、重力で花びらにシワが寄り、変形してしまいます。さらに空気に触れて深刻な酸化が進み、鮮やかな赤色はどんよりとした黒味がかった赤へと変色してしまいました。
なぜここまで色が変わるのでしょうか?ドライフラワーの色がくすむ原因や、失敗しないためのカビ対策については、[ドライフラワーの退色とカビ対策] の記事で詳しく解説しています。
2. 色をきれいに残すバラのドライフラワーの作り方:シリカゲル製法
完璧なバラのドライフラワーは、決して色あせたり、縮んだりしていてはいけません。
doraifurawaの「Eternal Love」シリーズにおいて、究極の鮮やかさを表現するため、私たちはシリカゲル ドライフラワー製法(物理的サポート・密閉乾燥法)を採用しています。
鮮やかな色を残すには、いかに早く水分を抜くかが鍵となります。一般的な自然乾燥(ハンギング法)とは異なり、シリカゲルを使ったドライフラワーの作り方は、数日という短時間で花から水分を吸収します。これにより色素の分解が最小限に抑えられ、生花のバラに近い、ベルベットのような深い赤色を保つことができるのです。
完璧に色を残したオレンジのバラ


完璧に色を残した深紅のバラ


▲ バラのドライフラワーの色変化の比較(失敗しやすい自然乾燥と完璧なシリカゲル製法)
製法の秘密:
極細のシリカゲルの粒子を使い、花びらの微細な隙間まで優しく埋め尽くします。この細かな砂が強固な骨組みとなり、バラの立体的でふっくらとしたフォルムを完璧に支えます。
その後、完全に密閉し酸素を遮断した空間でゆっくりと水分を抜いていきます。高温による破壊も、空気による酸化も防ぐため、最も鮮やかな色彩と生き生きとしたフォルムが100%封じ込められるのです。
色をきれいに残す手順や、初心者でも失敗しないドライフラワーの作り方については、「バラのドライフラワー完全ガイド」でまとめています。
まとめ|バラのドライフラワーの色を左右するもの
このような色あせやくすみは、花から水分が抜ける「乾燥スピード」が深く関係しています。 完璧なドライフラワーは、簡単な電子レンジや吊るし干しで作ることはできません。植物に対する深い理解と、妥協を許さない職人の根気が必要です。
doraifurawaのバラが、まるで摘みたてのようにふっくらと鮮やかである理由――それは、このこだわりにあります。
私たちの徹底した温度・湿度管理と、この検証に基づいたシリカゲル製法によって、最も美しく発色した瞬間の赤薔薇。今回のような完璧な色味を再現したドライフラワー作品は、「Velvet Rouge|深紅の薔薇 ドライフラワーブーケ」からご覧いただけます。 最も輝く瞬間の「Day」の物語を、あなたの空間へ。
鮮やかな「絶頂」の瞬間を封じ込める一方で、私たちは時がもたらす「終焉」の姿にも深い美しさを見出しています。doraifurawaが枯れゆく薔薇の哲学を大切にする理由については、[Velvet Rouge から The Closure へ]をお読みください。